鉄拳8ディレクター、ワッフルハウスとのコラボを目指すも実現せず
数ヶ月にわたり、『鉄拳』ファンたちは意外な追加要素――『鉄拳8』へのワッフルハウスをテーマにしたステージ実現を熱望してきた。ゲームディレクターの原田勝弘氏が前向きな姿勢を見せる一方、この象徴的なダイナーチェーン側からはまだ肯定的な反応が得られていない。
原田氏が舞台裏の努力を明かす
SNS上で原田氏は、アメリカンダイナー風アリーナを求めるファンの要望に応えた。このアイデアは、ディレクター自身がコンセプトに興味を示したことで注目を集めた。
原田氏はコミュニティの情熱を「完全に理解している」と表明し、過去1年間にわたり複数の経路でワッフルハウスに接触を試みてきた事実を明らかにした。
「反応がない理由は、我々のゲームが combat sports と関連付けられているからかもしれない」と原田氏は推測。「これほど返答がない事例は極めて珍しい」と語った。
正直なところ、言える範囲で申し上げれば、皆さんの要望は十分理解しています――それこそが私がこの挑戦を受けようと考えた理由です。実際、かなり前からこの件について検討していました。
— 原田勝弘 (@Harada_TEKKEN) 2025年5月13日
ここ1年以上、実際に接触を試みてきましたが… https://t.co/Sa5oSpk2IZ
代替案の模索
正式な提携が難しい状況を受け、原田氏は代替策を示唆。商標問題を回避しつつ本質を保ったパロディ版の開発に意欲を見せた。
「別名称や形式でコンセプトを維持できるなら、喜んで再検討したい」と述べた原田氏は、後に「ハッスルハウス」を冗談交じりに代替案として提案した。
一方『鉄拳8』は、パッチ2.01やファクンラムの追加に向けて進化を続けている。原田氏は最近、シーズン2に関するプレイヤーの懸念に応え、改善に向けてチームが熱心にフィードバックを分析中であることを確認した。